特養での仕事に注目してみた

介護老人福祉施設、通称特養に関する情報を集めていく

特養で働く介護の仕事

介護老人福祉施設は、一般的に特養(特別養護老人ホーム)と呼ばれている。すべてが公的な施設となるため、利用者は比較的安価な入所が可能だ。それだけに入所希望者も多く、地域によっては、入所まで時間を要することもある。
施設は、4人部屋を中心とした従来型と個室中心のユニット型があり、前者は、施設全体で介護を行い、後者は10人ほどをひとつのユニットとして介護を行うのが特徴だ。要介護者とはいえ、プライバシーの尊重を求める時代にある中、施設自体も個別ケアに重点を置くようになっている。
特養をはじめとした介護施設は、利用者が24時間生活しているサービス形態なので、介護職は2交替制、3交替制、4交替制いずれかのシフト勤務になっていることが多い。そのためひと月ごとの勤務予定表に従って働く。
夜勤というと重労働のイメージがあるが、業務内容は、日勤とほぼ変わらない。主に居室の巡視、排泄介助や体位交換、ナースコール対応に介護記録の作成だ。また、ほとんどの特養では夜間の急変の際に、医師または看護師に指示を仰ぐことができる体制が整っている。
そして、介護職の夜勤は、法律上、時間外労働として扱われるため、基本給の25パーセント増しの賃金が支給されることになっている。少ない勤務時間で多く稼ぎたいなら、夜勤に多く入ると良いだろう。
また夜勤というと生活リズムが狂い、体調を崩しやすいと思っている人も多いだろう。たしかにそれは事実だが、2パターンである2交替制や夜勤を専門とする夜勤専従で働くと生活リズムを整えることが可能だ。健康が気になるなら、それが可能な職場に転職するのも一つの手である。転職のポイントは<http://kaigo-lookfirst.com>に載っているので、チェックしてほしい。